いざ「家を買おう」としても、一体何から始めるのが一番良いのでしょうか?
家造りというと、ハウスメーカーや工務店の人と話し合いを重ねていく、というイメージがあるかもしれません。
しかし、どのハウスメーカー・工務店へ行けば良いのか、何について話し合わなければならないのでしょうか。そういった具体的な部分について、最初のうちはなかなかイメージできません。
曖昧なイメージしか持たないまま家造りを進めてしまうと、何かしらの後悔を抱えた住宅になってしまうかもしれません。
実際、半数以上の人が購入した注文住宅について、何かしらの後悔を抱えています。住宅購入は2度目がないことがほとんどで、やりなおしも効きません。
では、後悔しない家造りのためには何から始めるべきなのでしょうか?
みんなの家造りのスタートは?
住宅購入を決意するきっかけは、ライフスタイルの変化によるものが多いです。
子どもが生まれて家族が増えたり、成長に伴って子ども部屋が必要となったり、親との同居がきっかけとなることもあります。その他にも増えた荷物への対応や、転居が要因となることもあります。
家造りを始めるにあたって、とりあえず住宅展示場に行ってみる人も多いです。
インターネットや書籍で調べ物をするよりも、実際に足を運んで実物を見たほうが具体的なイメージも湧きやすいからでしょう。
住宅購入といえば住宅展示場というイメージを抱いている人は多いです。
住宅展示場の罠
住宅展示場にはハウスメーカーや工務店によるたくさんのモデルハウスがあります。
家を眺めるだけでなく、中に上がることもできる体験型のアトラクションです。
しかし、何のビジョンもなしに住宅展示場を訪れても、あまり得るものはありません。
住宅展示場には洋風から和風まで様々なタイプの住宅があります。
コンセプトも多岐にわたり、丈夫さを重視した家もあれば、デザイン性を重んじた家、自然や環境にやさしいことを謳った家など色々です。
設備も内装も凝った家が多く、目移りしてしまうことでしょう。
どの家も魅力的なばかりで、結局自分がどんな家を建てたいのかわからなくなってしまいがちです。
明確なビジョンを持つ
家を買う際には、考えたり決めたりしなければならないことがたくさんあります。
家の構造や間取り、内装や設備と言った家そのものについてだけでなく、住宅ローンや将来のライフスタイルなども考えていかなければなりません。
勢いのままに決めてしまったり、曖昧なまま進めたりしてしまうと、後悔の原因になってしまいます。
しかし、こうした事柄を家族だけで話し合うのは簡単なことではありません。
できるだけ中立の立場で離してくれる専門家に相談するようにしましょう。
保険では、客の要望を聞き、色々な保険会社の商品から自分にあった保険を選んでくれるサービスがあります。それと同様のサービスが注文住宅でも行われています。特定の建築会社に属さない中立の立場からのアドバイスを貰うことで、後悔しない家造りを進めることができるようになります。