我が家は、約20年前に購入した建売住宅です。
結婚するずっと前に、主人が賃貸住宅に家賃を払うのは勿体ないからと一人で決めて買ってしまった家です。
それはもう失敗だらけの家選びでした。
まずは、ハウスメーカーです。
聞いたこともないメーカーだったのですが、なんと、購入後しばらくで、住宅事業から撤退してしまったのです。
メンテナンスが必要になっても、問い合わせしたいことが発生しても、依頼先がない!
一応、撤退後の委託先の連絡はあったのですが、そちらに問い合わせしても対応がイマイチで、、。
仕方がないので、メンテナンスが必要になるたび、専門業者を探さなければなりませんでした。
それがまた、メンテナンス箇所が度々発生するから、がっかりです。
しかも、専門業者に来てもらうと「こんな工事の仕方は珍しい」「こんな良くない部品を使っているのは珍しい」と言われることが多々でした。
家選びにおいて、しっかりとしたハウスメーカーを選ぶことの重要性をひしひしといまだに感じています。
次に、購入時期です。
主人は、バブルは終わりかけていたものの、まだ家が高かった時期に購入していたのです。
同じような時期に結婚した近所の友人は、結婚後にじっくり家を探して購入したので、すっかり家の価格も落ち着いた頃だったようです。
全く同じような大きさの建売住宅なのに、聞くと価格は雲泥の差。
悲しくなりました。
我が家が今、高額な住宅ローンに苦しんでいることは言うまでもありません。
そして、最後に家族の将来設計です。
主人は何も考えていなかったのです。
後に結婚し、家族が増えることを考えていたら、間取りや収納について、もう少し考えられただろうと思います。
そもそも、あの時期での住宅購入を踏みとどまることも出来たでしょう。
主人は一人暮らしの状態しか考えていなかったのです。
一人だったら、少し高いローンも支払える。
一人だったら、物が少ないからクローゼットや収納庫もそんなに必要ない。
一人だったら、部屋数も少なくていい。
一人だったら。
しかし、結婚し、子どもも生まれました。
そして、高いローンに苦しみ、増える一方の物を収納する場所も満足に確保できず、子どもが増えたのに部屋が足りないのが、現状です。
マイホーム購入は、大半の人にとっては、一生に一度の大きな買い物だと思います。
先々のいろいろなことをしっかりと見据えてから、購入に至ることをオススメいたします。
わたしもスーモカウンターへ行っておけばよかった・・・