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注文住宅設備

やっぱり家を建てるって難しい。

注文住宅でやって良かった点

せっかく高いお金を出すのに建売住宅は嫌だ、と思い、自分でも勉強をして注文住宅を建てました。
結果は、思い通りになったところもあれば、失敗したところもあります。

成功したところは、コンセントの位置です。
普通は足元くらいの低い位置にあります。これを1mくらいの高さのところにしました。コンセントの抜き差しがとても便利になりました。

管理もしやすいのでほこりがたまったりすることもありません。
これはお金もかからないし、おすすめできるものです。

あとやってよかったのは、階段と廊下の幅を広げたところです。
基本は尺モジュールなのですが、廊下と階段はメーターモジュールにしました。

建売住宅では廊下や階段の面積は極力少なくすると思います。
生活する空間ではないので狭くともよい、という考え方でしょう。

ですが廊下や階段は日々必ず使うものですし、狭くてもよいというものでもありません。
ここを広げたおかげで狭いながらも余裕のある間取りになりました。

注文住宅で失敗した点

一方で失敗したことも多くあります。まずは断熱性能です。
地元の工務店に施工をお願いして、くどいくらいに断熱性能を上げてくれ、といったのですが、どうも中途半端でした。

洗面所やふろ場はジャロジーという風を防ぐには不適当な窓にしてしまったし、和室の畳をあげると床下からの隙間風が入ってくるし、などおよそ断熱性能の高い家とは程遠いものになってしまいました。

細かい点をあげたらきりがありませんが、いろいろと自分の理想とは違う点もいくつかある家となってしまいました。
これを施工者のミス、としてしまうことは簡単です。

ただ、自分の伝え方が悪かったこともあったと思います。
施工中に間違いを指摘して直してもらうこともできたと思います。

お金を出す以上、こちらの要望通りの家を建てるのが施工者の使命とは思いますが、現実にはそうはいかないようです。

建築には「監理」といって設計どおりに工事されているかチェックする仕事もあるそうです。自分が監理を行うくらいの意気込みで家を建てたほうがよいかもしれません。

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