ハウスメーカーで規格寸法が違う!?
注文住宅メーカーを決定するポイントはいくつかあります。
私達も実際、数社ハウスメーカーに見積もりを依頼し比較して決定しました。
その時、ある大きな違いがあることを知りました。
それは、尺モジュールを採用しているか、メーターモジュールを採用しているかといった点です。
家づくりに関して全くの素人だった私達夫婦は、見積もりを出してもらう際、初めてそういった住宅設計における規格寸法があるということも知ったのです。
モジュールとは規格寸法のことで、910mmを基本単位とする尺モジュール、1000mmを基本単位とするメーターモジュールがあるそうです。
設計した図面はそれらのモジュールを基本として作られていきます。
総面積にすると、かなりの違いがでる!
私たちはたまたま見積もりを依頼したメーカーが、それぞれ尺モジュール、メーターモージュールと違う規格寸法を採用していました。
そのため、同じ予算で図面を作ってもらうと、床面積に違いが出てきました。
それもそのはずです。
尺モジュールだと、1坪は1820mm×1820mm=3.3124m²となります。メーターモジュールでは2.0m×2.0m=4m²となります。
1坪でこれだけの広さの違いがあるのですから、総床面積はかなり違ってきます。
そうなれば、素人的考えでは、坪単価を考えたら明らかにメーターモジュールのが得なのではと思えました。
ハウスメーカーを決定する際には、このモジュールの違いは選ぶポイントになりました。
そして最終的に、メーターモジュールを採用しているメーカーを選びました。
ただ、もちろんですが、このモジュールのことだけでメーカー選びを決定したわけではありません。
ハウスメーカーの姿勢、担当者の方の雰囲気の他、実際にこのメーカーで建てた方の感想なども参考にして総合的に判断し、決定しました。
尺モジュールが必ずしも損というわけではありません。
実際色々ブログなどを見てみると、尺モジュールの方がおすすめとしている意見もあります。
そこはやはり、最終的には自分が納得できる家づくりができるよう、モジュールにおいても色々調べて選択することが大切だと思います。