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2500万円の家

大手ハウスメーカーと地元の工務店の一番の違いを痛感

使っていない土地を主人の実家からもらい、注文住宅で家を建てました。
周りが田んぼだらけの場所なので、近所との距離が近くなる心配がない事や、陽当たり良好な事が想像でき、主人も私も希望で胸がいっぱいでした。

このあたりの地域はご近所づきあいをとても大切にするところで、家の建築をお願いしたのは義父の知り合いの工務店でした。
参考までに大手メーカーの展示場に足を運んでみたこともありましたが、土地は主人の実家から頂くものだし、そこは義父の進める工務店にお願いする他に選択肢はありませんでした。

予算は最初から2500万円と決めていたので、その金額を超えてしまう時は図面を見直し、削れるところは削りました。

最初にあきらめたのは床暖房です。
家丸ごと床暖房にするとかなりの金額オーバーになるとの事なのでそれは到底無理でした。

1階だけ床暖房にするか、それとももっと削っていっそのことリビングだけ床暖房にしようか、という案もでましたが、リビングだけ床暖房ならホットカーペットで代用できるよね?と思い、我に返った所で床暖房案は速攻却下となりました。

これは今でもよかったと思っています。
昭和に建てられた家とは違い、今の家は高気密高断熱なので、床暖房がなくても、他の暖房器具で真冬をしのぐことができます。

又、当時はリビング内階段が流行っていました。
私たち夫婦はすでにその時には幼い子供が二人いたので、「子供が思春期になったらリビングに顔を出してから自室に行ってもらいたい」と思いリビング階段を検討しました。

しかし、小学生になり、友達がきて子供部屋に行くたびに、私がのんびりしているリビングを通られるのは苦痛と考え、階段はリビングの外に配置しました。
これも本当に予想的中。子供の友達が玄関から元気に「お邪魔します!」と入ってきて、そのまま子供部屋に行くので、リビングがどんなに汚れていようとも、どうぞどうぞの余裕の笑顔です。

子供たちは今は中高生になりましたが、なぜか常にリビングでのんびりしております。

しかし、後悔している事もあります。
私たち夫婦は地元の工務店で建てましたが、担当の方の提案力が非常に弱かったのです。

大手メーカーの営業なら、こちらの希望を聞きつつも建築のプロならではの提案をしてもらい、有意義な相談ができたのかもしれません。
でも、その工務店の方は提案はほとんどなく、こちらのいいなりのような形で設計が進んでいきました。

しかも、出来上がりの予想図を3dにしてパソコンで内覧させてくれるなんて言うことも一切なく、ひたすら紙の平面図とにらめっこで話が進んでいきました。
頭の中で出来上がりを想像するしかなかったのです。

実際、夢を詰め込みすぎたリビングの間取りがちょっとへんてこな感じです。
畳コーナーがリビングに欲しかったのでこの希望はかなったのですが、畳コーナーというよりは和室そのものなのです。
家が出来上がるまではその事になぜか気づかず、家ができて少したってから「こんなはずじゃなかったんだけどなあ・・」と、落ち込みました。

でも、土地は頂いたものだし、工務店の方も良い方でしたので、今は気持ちが切り替わり満足しています。

家は3件建ててやっと納得いくものができる、といいますが、あれは本当なのかもしれませんね。

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