我が家の場合は新聞で記事を読んでまず問い合わせしたことに始まりました。
ある町の企業のプロジェクトとして建築士さんと工務店さんがコラボしていくつものパターンで家を建てられることができるというものでした。
注文住宅に憧れていた私はまず主人に話すより前にそのプロジェクトを立ち上げたところに電話し、詳細を知りたいということをお伝えしました。
そこの責任者の方は親切丁寧に概要を説明して下さり、1級建築士さんが3人いて工務店さんも数軒加わっており、その中からどの建築士さん、工務店さんとの組み合わせでもできること、または工務店さんだけででも建てられること、モデルとして作られた数軒を最初からチョイスして買うこともできるなど、それらの物にかかる経費とその差異についてもしっかりお話ししてくれました。
まず、その姿勢に共感できるものを感じ、実際に行われている説明会への参加を勧められ、そのことを主人に話し説明会に行くことにしました。
私たちは数年前から幾度か大手ハウスメーカーの説明会やモデルハウスを見学しておりましたので、その説明段階での親切度合いの違いに気付いておりましたので、まずそこから信頼ができると感じていました。
ただ、建築士さんが入る場合で当然値段が高くなりますし、工務店さんが入ることでも値段が高くなります。
地産地消の考え方も取り入れていて、大工さんも専門の方たちを使い、メンテナンスもしっかりやってくれるというものでした。
材料も選りすぐられた物を使うということから、当然値段も高くなることは承知の上で、契約を結ぶまでは相談に乗ってくれることを聞き、やはり自由度の高い注文住宅を建てたいということになりました。
建築士さんは札幌の方でしたので、地方に住んでいる私たちはメールでのやり取りで自分達の作りたい家を真剣に相談しました。
100通余のメールのやり取りの中では予算が合わなくなったり、希望した物を作るのには程遠いのかと悩みながら辞めようかと思った時期もありましたが、その都度、わかりやすい説明をして下さり、結局、きめ細かく接してくれる建築士さんの話を聞き納得。
実際に今の家を建てることにたどり着きました。
3.11以来強度の問題やQ値、C値の値などについても説明していただき、納得できる家つくりをすることができました。