自分たちでしっかりとリサーチして、注文住宅の設計から何から何まで納得いく上でお願いしたはずなのですが、やっぱり自分たちとのイメージの違いはあるものなのですよね。
注文住宅という形式上仕方がないことなのかもしれませんね。やはり施主側の頭の中のイメージを伝えるのは難しい場合もあるようで。ですから完璧完全なる注文住宅が建てられたわけではないのですが、まあ気に入ってはいます。
しかし、たとえば家の周りを囲む柵の選択なんかにも、イメージの違いは出てきましたよ。カタログから選ぶわけなのですが、私たちが「こういう感じの柵にしたい」と伝えましても、建設会社側が持ってきた柵がハウスメーカーが建てる建売住宅でよく好まれているようなガチッとした柵だったり。
私たちはヨーロッパ調のちょっと古っぽい木製の柵がいいと思っていたのですが、しかし建設会社の人が「それは手作りしないとないですねぇ」という回答だったのですよね。けれども、インターネット上ではいくつかイメージに近いものが販売されていますからね。
ですから家の周りの柵は、結局は「施主支給」として私たちがインターネットショッピングで取り寄せて、そして大工さんに取り付けてもらったのです。結果オーライなわけですが、しかし「手間」が発生してしまい、できれば建設会社側にすべてやってほしかったなぁーとも思うわけです。
また、玄関のイメージがなかなか再現できませんでしたね。建設会社の設計士さんには資料写真なども用いて、「こういう感じ!」「ポーチはこんなんで!」と、提示したのですが私たちが思うようなイメージにぴったりとはなかなかいきませんでしたから。
けれども、設計士さん自体は人柄はすごくいいんですよ。文字で表すと冷たい印象になるかもしれませんが、けれど親切に色々と動いてくれましたから。しかしそれでも「イメージの共有」は難しいんだなーと思いましたね。
注文住宅で建てるのですから理想の家を実現させたいという私たちの思いもあり妥協できずに、注文住宅での家づくりは打ち合わせだけでかれこれ1年半以上かかってしまいましたので。でも、概ね満足はしていますが。
大満足の家を建てた友人などに聞くと、無料講座などに参加してしっかりハウスメーカーを選んだようです。
私もそういったところは手間を惜しまずやっておけばよかったです(泣)