注文住宅を建てる際に無知だったためにハウスメーカーへのこだわる部分というのはほとんど伝えていませんでした。そのためたくさんの種類の間取りを書いてくださったので、そこから選びそれから段々と希望通りの家にしてもらいました。
そこで重要視したのは収納スペースです。注文住宅を建てる時にはまだ家族が増える予定でしたので一つ一つの部屋に大きな収納を作り、洗面所やキッチンにも収納スペースを確保しました。そのため最後の打ち合わせの際には不満なところはありませんでした。
しかし住み始めて気づいたことがあったのです。
それは廊下に収納スペースがないということ、生活の中で掃除をするために掃除機をしまったりその他の掃除道具をしまうスペースに困ってしまったのです。掃除は毎日するものですし、できればすぐにとりだせる場所に収納したかったのですが、各部屋にしか収納はついていないために結局洗面所の一角に掃除道具を入れられるようにスペースを作ることにしました。
収納に関しての問題は他にもあり、子供たちが小さいうちは子供部屋を使うことはないですので、物置のように使っていても大丈夫なのですが子供たちが大きくなりそれぞれ部屋が必要になった際に物置として使う部屋がないのです。物置用の部屋を作らなかったのには理由がありそれぞれの部屋の収納スペースを十分にとったつもりでしたのでわざわざ物置の部屋は必要ないと考えていたのです。
しかし住んでみると季節ごとに必要なもの(ひな人形やプールなど)をしまう場所や子供たちが使わなくなった玩具などの収納場所に困ってしまうのです。収納スペースはあるもののどこの部屋にしまえばいいのか?と悩んでしまうのです。
そのため各部屋の収納スペースはとても大切ですがそれぞれ何をしまうのか?ということまで考えた上で間取りを作らなければいけなかったと感じています。収納はいくらあっても困らないのでデッドスペースがあるようであればすべて収納にするべきだったと今更ながらに思うことがあります。