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1400万円の家

注文住宅はメンテナンス費用を考えた設計も必要

注文住宅の魅力は?

建売住宅と違って一から自分たちの要望通りにできる注文住宅、これは魅力的に思えました。

色々迷ったものの、結果としては満足できる仕上がりになりました。
カタログと実際は違うと思うものもありましたが、まあ許せる範囲内です。

メンテナンスの必要性と費用

注文住宅を建てて初めてわかったことは、家のメンテナンス費はかなりかかるということです。

よく、ハウスメーカーは点検をやってくれますが、その度に費用をとられるのかと思うと、たったの10年で外壁と屋根の塗装が必要になるくらい柔い家だったのかと思ってしまいます。

日本の技術をもってするならば、もう少し新築時の耐久性を維持できるのではないかと。
一応、メンテナンスの頻度が低い素材を選んだつもりなのですが、メーカー側としては悪くなる前に早めの処置を行いたいのでしょう。

とはいえ、同じ時期に私たちと同じように注文住宅を建てた友人は、運悪くそのハウスメーカーが家を建てた数年後に倒産してしまったため、今は点検がないそうです。

それでも何もせず15年以上経って不備が出ていないということは、実はメンテナンスはそんなに高い頻度で行う必要がないのではないでしょうか。これが私を疑心暗鬼にさせました。

外壁塗装の費用なんて10年ごとに必要だと言うところもあります。
そしてそれは家にかかった価格の10%というから、本当にその通りにしていたら家の維持費というのはとんでもないことです。

もちろん、しないよりはした方が良いことはわかっていますが、友人のことがあるのでしなくても良いではないかという思いが働くようになりました。

それからは、うちではメンテナンスをした方が良いと推奨されても、少し先送りにすることにしています。それで十分だと体験して知ったからです。

また、日本の家はつくづく使い捨てであるなと実感しました。
それほど高頻度でメンテナンスを行わないといけない短い寿命で、ここまで高い技術を持ちながらなぜ海外のように次の世代まで受け継がれる長寿命の家ができないのか疑問を持っています。

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