有難いことに、旦那の実家から家を建てるための土地を譲渡してもらえることになりました。
そこで、注文住宅メーカーに依頼てして建てることになりました。
私達夫婦には子供がいないため、2LDKぐらいの平屋を建てる予定を建てていました。
当初の予定では、1500万円ぐらいの建築費がかかるという計算でした。
いくつかの住宅メーカーを巡った結果、だいたいそれぐらいかかることを知ったからです。それなら、今のアパートの家賃を返済に回せば十分購入できると思いました。
結局、選んだポイントはローコストであるところでした。
大工がしっかり建築するという住宅メーカーと迷いましたが、同じ予算でも家の広さが1.2倍ぐらい違いました。
私達夫婦は現在40代であること、そして子供がいないことなどもあり、この先30年家がしっかりもてばいいかなといった思いだったので、それならローコストで十分だろうと判断したのです。
それに、ローコストだからと言っても、大工の家に劣るというわけでもないなと思えました。
実は事前にその住宅メーカーで実際に建築し、現在9年住んでいるというご夫婦の家を見学していたのです。
特に家に問題なく住めているとのことでしたので、その様子を見て安心しました。噂や評判だけでなく、実際見て判断できたのは大きかったです。
ただ、費用の面では予想外の展開になりました。
確かに家の建築費用は、本体価格が1200万円ぐらいでその他諸経費を合わせて1500万円ぐらいでした。
しかし、土地改良費、外構費などを合わせると、2200万円近くかかることがわかったのです。
宅地ではなく農地として登記されていた場所だったので、農地転用の手続き費用もかかることを知ったのです。
家本体の価格のことしか頭になかったので、すっかり家の周囲や土台となる土地にかかる費用のことを忘れていました。
予想外の費用がかかることになり、費用面において当初の計画よりもかなり厳しくなりましたが、旦那のご両親から借金したりして、何とか建てる目処が立ちました。