今まで住んでいた家が手狭になったこと、子供が男の子と女の子の兄弟なので、それぞれの個室が必要になってきたので、建て直すことにしました。
建築関係の仕事をしている父が見取り図をなんども書き直してかきました。使い勝手に家相まで加えて設計図が出来上がりました。
知り合いの大工さんにお願いした注文住宅だったので、大工さんに気持ちよく仕事をしてもらおうと、3時のお茶の時間には毎回違ったお菓子を用意しました。
天候が悪かったり、大工さんが腰を痛めてしまったりと予定より工事が伸びてしまいましたが、塀を後から付けることで年末に引っ越しすることができました。
塀を後からにしたのは偶然でしたが、引っ越し作業もしやすかったです。大きなタンスは階段を通さずに窓から入れることができたからです。
一番の失敗はたくさん作ったはずの収納が足りなかったことです。
古いタンスは処分する予定にしていましたが、衣類が入りきらなかったため、処分できませんでした。
するとタンスの置き場所に困り、結局窓をふさぐ様にしておくしかありませんでした。
二つ目の失敗は階段の下に外から開けられる物置を作って、ゴルフバックなどをしまっていましたが、お風呂場の隣りなので、勝手口に見えるらしく、出前を届けに来た人が
物置の前で「〇〇さーん」と何度も叫ぶことがありました。
三つめは電気のスイッチとコンセントの数です。どんどん使う電化製品が増えるので、コンセントが足りなくなってしまいます。電気のスイッチの位置で動線が異なります。
どちらもおいそれとは直せないので、困りました。
四つ目は仏壇の置き場所です。家を建て直した時は仏壇がありませんでしたが、おばあちゃんがなくなって仏壇を置くことになりました。すると神棚との位置関係で置く場所が限られてしまうのです。ゴミ箱の隣りに置くことになってしまい、申し訳ない気持ちもしています。
五つ目は台所を独立させてしまった事です。来客があった場合に、他の家族が遅く帰って来た時などは台所が独立していると便利ですが、そうそうない事なので、ダイニングキッチンにして広く使った方が良かったと思いました。