家がほしいと思い、広告をみたり、実際に仲介会社にいったりしましたが、なかなかいい物件に出会えていませんでした。
そんなときに、たまたま通りかかった道沿いに新築工事をしている場所があり、前を通ってみました。
市街化区域でしたが、建売でした。
建売は、まわりの物件と同じような外観になるから嫌だと主人は言っていましたが、珍しい事に我が家は1棟建売でした。
後に知ったのですが、前の住人が住んでいた建物を不動産やさんが壊し、新しく建て直し売るという形だったようです。
私が見つけた時はまだ基礎工事の段階で、家は完成図のみでした。
完成図は注文住宅のようなおしゃれな家でした。
すぐに主人と見学にいき、即決しました。
まず、角地でしたし、ごみ捨て場はうちの向い側でうちにはかかっていません。
なにより前は田んぼで日当たり抜群でした。しかも憧れの庭つき。
中も大変広く、21畳のリビングに流行りのリビングイン階段。
ロフトもありいうことなしでした。
ただ、失敗した事があります。私達は、建売ですが、家ができていない状態で買いました。
なので、少しなら変えられると聞いていました。
駐車場を2台の所を3台にしようかと思いましたが、庭がつぶれるときいたので諦めました。
図面通りにたつ予定でした。
しかし、私達は、交渉段階で200万の値切りに成功しました。
いざ完成してみると、庭の木が完成図とは違うものでした。
聞くと、予算が足りなくなったとの事。
200万はこちらにしわ寄せがきていました。
しかも植えられたのはさざんかの木で、毎年、花びらが舞い散り、掃除におわれますし、息子は毛虫にさされます。
それは想定外でした。
また、実際に住んでみると、憧れのリビングイン階段は、冷房や暖房が二階につつぬけになり、すごく電気代がかかります。
下のリビングは、和室がないかわりに広いのですが、子供達が小さな時は病気をしたり、昼寝をしたりするのでちょっとした和室があった方が便利でした。
あとは住んで、実感したのが隣との距離。後でしったのですが、元々1つの家だった土地を隣と家とで分けたそうです。
距離は1メートルで子供がずっと泣いているとお隣さんが心配して、たずねてきたり、何でも丸聞こえなのはいやです。
住んでみないとわからない所は多いですよね。