私の家は地元の工務店で注文住宅で家を建てました。
イチから考えることができたので、間取りや素材やデザインなどたくさんこだわることができました。
私は家事導線とキッチンくらいしか意見は出さなかったのですが、それでもだいぶ悩みました。
小窓の数を増やして風通しを良くしたり、もしも地震があったときの避難経路を考えたりしました。
間取りで悩んだのは階段の場所です。
予算の都合で大きな家にはできなかったので、廊下を作りたくなくて、リビング・ダイニング・キッチンのすぐ脇に階段を作り2階へ上がれるようにしました。
おうちに帰ってきたらまず家族に出会える仕様になっています。
床材や壁の素材も考えることができたので、造りには満足しました。
それでも住んでみないことには分からない部分もあって、生活しづらい部分は階段の下の部分がリビングの通路の一部にはみ出している(斜めの天井扱い)ため、よく頭をぶつけます。
それから2つ失敗したと思うことがあります。
ひとつは「コンセントが足りない!届かない!」という問題です。
家具や家電の配置をしっかり考えたつもりでしたが、掃除機などのコードの長さなどは調べていなかったため、いざ使い始めたらとても中途半端な位置でコードの差し替えをしなくてはいけないなど、多少の不便があります。
それからもうひとつは、外灯の数でした。
こちらも多めに設置はしていたのですが、何故見落としていたのか考えなかったのか、裏手になる場所の外灯を付け忘れてしまったのです。
昔なら気にしなかったと思いますが、私の家は通り沿いに面しているため、裏手が影になってしまうのです。
隣の家とは面していないため、外灯がなく真っ暗になってしまうことで、新築1年経たないうちに小窓の網戸が持っていかれてしまいました。
センサーライトもついてなかったし、何よりまさかそんなことが起ころうとは思っていなかったので、それまでこの問題点については気づいていなかったのです。
本当にショックでした。
もし機会があるのなら外灯を増やそうと思っています。
それ以外は特に問題はなかったです。
注文住宅はとても満足のいくおうちが建てられると思いますが、こだわり過ぎると大変高価なものになってしまうため、ある程度の妥協などもありました。
おうち作りで優先順位を付けて選んでいくこと、実際に使うときの想像をしながら下調べをする大切さを学びました。
いろいろ便利不便さがありますが、一生住むであろう家が完成してよかったです。