我が家の良かった点ナンバーワンは、脱衣室と洗面室を分けたことです。
脱衣室と洗面室が1つの空間にあるお宅が多いと思いますが、壁や建具で分けることにより、家族の1人が入浴中であっても「いつお風呂から上がって脱衣室に出てくるかな?」と心配しながらではなく、いつでも気兼ねなく歯を磨いたり洗面することができます。
しかも、浴室の扉等は半透明でシルエットが見えてしまう物が多いので、いくら家族といえどもあまり見られたくないものではないかと思うので、透過性のない壁や建具で見えなくするのは家族のプライバシーを守るためにも成功だったと思います。
よく「洗面室と脱衣室を分けたかったけれど、広さ的にできなかった」という話を聞きます。
我が家も広さには余裕のない設計ですが、実現できた理由は、それぞれの部屋を「必要最低限の広さにした」ということと、「脱衣室と洗面室を分ける建具は引き戸にした」ことだと思います。
脱衣室は他のお宅より狭いため、脱衣室にある洗濯機の上の空間を有効利用してフォローしています。
それと、間の建具を引き戸にすることにより、開き戸で必要になってしまう開閉のためのスペースも必要ありませんし、引き戸を開けた時に戸が収納される壁の部分は、脱衣室側は洗濯機、洗面室側は洗面台があるので、全く邪魔にならないようにしました。
子どもが男の子の場合はそうでもありませんが、女の子の場合は、特に脱衣室と洗面室を分けてあげた方が良いと思います。
女の子は、たとえシルエットであっても入浴しているところを見られるのは嫌だと思いますし、洗面やお化粧などにも時間を使うので、その間、他の家族がシャワーを浴びたくてもできない・・・ということを解消するため、是非おすすめします。