注文住宅を建ててみて思ったことといえば、「意外と安かった」ということですね。実際に注文住宅にて家づくりを始める前は、注文住宅なんてお金持ちの人だけが可能なマイホームの建て方だーぐらいのことを思っていましたよ。けれども実際は違うのです。
まず、わが家は一般的なサラリーマン家庭ですから。土地購入に関しては夫婦二人で頑張ってためた貯金にてまかないましたが、建物自体は住宅ローンで購入しますよ。だって何千万円もの大金をニコニコ現金一括払いで払えるほどの貯金はないものですから。というか、土地購入ですっかり貯金は減りましたから。
ですから、建物はできるだけ節約したいという思いがあったのです。そのことを職場の先輩に雑談中で伝えたところ、「それなら注文住宅で建てたらいいよ」というアドバイスで。なんというか、目から鱗な発言でしたね。
すると先輩は「ハウスメーカーで建てる注文住宅は確かにお値段高めかもしれないけれど、地元の工務店とかはそんなに高くないんだってば」ということで。それで試しに知り合いの工務店に話を持っていったのですよね。
すると確かに施工例と建設費用を見せてもらっていても、「あ、手頃じゃん」と思うような金額でしたね。それに家の中の設備をべらぼうに高いものにしなければ、家の値段も上がらないということを聞いて、それで結局注文住宅でマイホームを建てることにしたのです。
ちょうど私たちが家を建てる頃には、今では定番のリクシルが出てきた頃でしたので、リクシルには食いついてしまいましたよ。合弁会社ということだからなのか、設備内容に対する価格の安さは魅力ですもん。私たちは元々こだわりが強くないタイプですから、住宅設備はリクシルで手を打ちました。
そしてまた設備以外も一般的なものにしましたので、注文住宅でマイホームを建てましたが、建売住宅の住宅のみの価格ぐらいなものだと思っています。ものすごく安いというわけではないのですが、内容のわりにいいマイホームを建てられてとても満足しています。注文住宅に感謝しています。